diosra2’s blog

iOSのJailbreak、ダウングレード

iPod touch (初代)をFW 1.1.5に復元した。


先日、iPod touch 第7世代が発売されましたね。性能的にはA10チップとのことですが第6世代同様にクロックダウンされているようなので実質iPhone SEという感じですかね。(A11でiPHone 7並の性能が出るなら買うかどうか考えてた...。)

 

しかし、今回記事にするのは第7世代ではなく初代です。(今更かよっていうのは言わないでください...。)

初代のiPod touchは昨年12月に購入しました。思ってたよりも薄くて驚きです。

 

さて、購入したのはいいのですが、一つ困ったことがありました。

 

ファームウェアを復元できない

現行のiTunesではうまくファームウェアの復元が出来ず、iPod touchは2.xや3.xのFWが有料なので、アップデートすることもできず。

どうにかしてFW 1.1.5に復元する方法はないだろうか...。

 

いろいろ探してみたところ...ありました(よかった)。

 

ちなみに、勘違いされている方を最近多く見かけるのですが、初代iPhoneや初代iPod touchには現在のようなファームウェアの認証は存在しなかったので、どのバージョンにでも復元する事ができます。

ipsw.meなどで確認をされたのか、署名されてない!と嘆いている方も結構いるようですが、そもそも署名すら存在しないのです。

署名ステータスが×であることとダウングレードできるかどうかは関係ないので注意してください。

 

古いデバイスには古い環境を

JailbreakなんかやっているとiTunesのバージョンが...。なんてことはよくありましたよね。(最近はアプリベースなのでアレですが...。)

要は古いデバイスを操作したい場合は、その当時の古い環境を用意してあげるのが一番手っ取り早いだろうということです。

ということで、FW 1.1.xに復元するにはiTunes 7を使ってやればいいということになります。

 

実際に復元してみる

使用した環境

OS X 10.8.5 (Mountain Lion)

iTunes 7.6

 

OS X 10.8.5は仮想環境で、10.10.5上で動いています。なぜMountain Lionなのかというと、持ってるOSのなかで一番古かったからです。(環境を壊したくなかったのも、仮想OSを使用した理由でもあります。)

iTunesは7.6を使用しました。ただし、FW 1.1.2(?)以下へはiTunes 7.5でないとダメなようです。

今回は目的がFW 1.1.5なので、iTunesは7.6でもOKですね。

 

手順1, iTunesをアンインストール

Mountain Lionに初期搭載されるiTunesは新しすぎるので、一度アンインストールします。

iTunesはプリインストールアプリなので普通にはアンインストール不可ですが、ターミナルからiTunesとMobileDeviceを消してしまえばOKです。

rm -rf /Applications/iTunes.app

rm -rf /System/Library/PrivateFrameworks/MobileDevice.framework

 

手順2, iTunes 7.6をインストール

iTunes 7.6をAppleからダウンロードします。

URL: https://secure-appldnld.apple.com/iTunes7/Mac/061-3983.20080115.i7gnh/iTunes.dmg

ダウンロードできたらインストールし、OSを再起動します。

注意点としては、新しいiTunesでライブラリを作成している場合は古いiTunesで読み込むことが出来ないので、iTunesのダウングレード後は新規でライブラリを作成するなどの作業が必要になります。

これで復元するための環境は整いました。

 

手順3, iPod TouchをDFU modeに

まず、DFU modeにする前にiTunesを終了させてください。

killall -KILL iTunesHelper

killall -KILL iTunes

 

iTunesを閉じたら、デバイスをDFU modeにします。

DFU modeにする方法は iPod Touch 1G ~ iPod Touch 6G まで共通です。

デバイスをDFU modeにする方法

USB接続 -> 電源+ホームボタン(10秒) -> 電源ボタンのみ離す(ホームボタンはそのまま(15秒程度))

 

redsn0wで確認すると、1st-gen device (DFU mode)と表示されます。

 

この時点ではまだiTunesは開かないでください。

 

手順4, ブートローダーの送信

iPhone 3GをiPhoneOS 2.xに復元するの記事内でも記述しましたが、例にならって手動でブートローダーの一部を送信する必要があります。

iPod touchにはファームウェアの署名はないのでFWのブートローダーをそのまま送信できますね。ipswを解凍し、まずはWTFをirecoveryで送信してください。

redsn0wで再度確認すると「WTF mode」になっているはずです。ならない場合はUSBを抜き差しすると認識する場合があるようです。

 

続いて、同様にiBSSを送信します。するとiPod touchの画面が白くなり、「Recovery mode」へ突入します。

 

これでiPod touch側の準備は完了です。

 

手順5, iTunesで復元

iTunesを開きます。すると、リカバリーモードのデバイスを見つけたというメッセージが表示されます。

 

OKを選択し、いつも通り「option + 復元」で、対象のファームウェア(今回は1.1.5のファームウェア)を選択します。

 

これで復元が開始されます。作業はこれで全て終了です。

iPod Touchならこれでおしまいですが、iPhoneの場合は(持ってないのでどうなるかはわかりませんが、)ベースバンドがあるので、復元に失敗して「Recovery mode」となるかと思います。その場合はirecoveryなどでauto-bootをかければ起動できるかと思います。

 

 

初期メジャーバージョンの最終ファームウェア、改めて見ると歴史を感じますね...!

 


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